
MASUKO
 
 食や歴史、自然が豊かな郡山市。そのバラエティに富んだ街には、地元民はもちろん、市外・県外から訪れるほどの楽しみがたくさんあります。 新たに郡山市PR 大使になった福島ファイヤーボンズの益子拓己選手が、郡山市内のオススメスポットを探索にやってきました。福岡出身の益子選手はまだまだ郡山市の魅力を知りません。果たしてどんな体験やおいしいものに出会うでしょうか?
 
 最初に益子選手がやって来たのは、郡山市小原田にある「春こま食堂」。創業は1964年、今年で61年目になる歴史のあるラーメン店です。お客さんの中には「親子三代」で通っている“超”がつくほどの常連がいるとか。こちらの一番人気は、今や郡山市の名物となった「郡山ブラックラーメン」。先代から受け継がれる漆黒のスープは唯一無二の味です。店先の少し色褪せた赤いのれんをくぐると、ご主人と女将さん、息子さんが元気な声で「いらっしゃいませ!」と笑顔で出迎えてくれます。
 
 スープが注がれた丼に茹で上がった麺を手際よく入れるご主人。タイミングを図り、具を盛り付ける女将さん。手際のいいコンビネーションから出来上がった一杯は、「はい、お待ち」と益子選手の前に置かれます。
「黒い!地元福岡の豚骨ラーメンは白濁のスープですけど真逆で驚きですね。郡山ブラックラーメン、どんな味なのか…」と、スープを一口。そして「うま!」の一言から、麺とスープが無くなるまでノンストップ!あっという間に完食です。
 
  
  
 郡山ブラックラーメンを食べ、甘いものが食べたくなった益子選手。「実は甘い物が大好きなんですよ」と、創業100年を超える老舗中の老舗ベーカリー「大友パン店」へ。 こちらの名物は郡山のソウルフード「クリームボックス」。厚切りで手のひらサイズの食パンに、白いミルク風味のクリームをたっぷり。多い時には1日1,000個も売れるという大人気商品です。
 
 クリームボックスを手に取り、「お店と一緒で、なんともかわいらしいパンですね。いただきます!」と一口。「このクリーム、いい感じですね~。人気なのがわかる。だってうまいもん!(笑)」と、ご満悦。
お店の人から「ミルククリームもおいしいですが、酪王牛乳のコーヒー牛乳味のクリーム絶品ですよ!」と、オススメされた益子選手。「それも魅力的ですね!クリームボックス、これ練習後に食べたいですね~、いや試合前とかハーフタイムでもいいかな」と、お気に入りの逸品になったようです。
- 住所:郡山市虎丸町24-9 (MAP)
- TEL:024-923-6536
- 営業時間:7:30~18:50 /日祝祭日7:30~17:50(休:なし)
 
 郡山の食を楽しんだ益子選手が次にやってきたのは、郡山駅隣の高層ビル、ビッグアイの20階から24階にある「高柳電設工業スペースパーク」。21階の「展示ゾーン」では、月面の重力を体感できる「ムーンジャンプ」や、宇宙飛行士の訓練装置「トリプルスピン」などで宇宙を体験するコーナーや、すばる望遠鏡、ハップル宇宙望遠鏡など、普段お目にかかれない展示物を見学できます。益子選手が気になったのは地球に落ちてきた本物の隕石。石質隕石、石鉄隕石、鉄隕石の3つが展示され、重さ14キロある鉄隕石は実際に持ち上げることもできます。試しに挑戦した益子選手。見た目の大きさからは想像しなかった重さに「うわ!重っ!」とびっくり。
 
  
  
 22階の「展望ロビー」は、地上高96mの高さから郡山の街並みや遠くの山々を一望することができます。このフロアには日本最大級のN ゲージ「鉄道ジオラマ」があり「こんな風に新幹線が走っているんですね」と、益子選手は童心に帰った様子。このジオラマは郡山駅周辺が忠実に再現され、時代の移り変わりを知ることができます。
23、24階の「宇宙劇場」には、ギネスに認定された「世界一高いところにあるプラネタリウム」があり、美しい星空を楽しむことができます。
(郡山市ふれあい科学館)
- 住所:郡山市駅前2-11-1 (MAP)
- TEL:024-936-0201
- 展示ゾーン 10:00~17:45(入館は17:00まで)
- 宇宙劇場 平日 10:00~16:15(入館は15:30まで) 
 金曜 10:00~19:45(入館は19:00まで)
- 展望ロビー 10:00~20:00(入館は19:30まで)
- 休:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月31日~1月2日)
- Web:https://space-park.jp
 
 宇宙の神秘に触れた後は、郡山市の歴史も知りたいと訪れた「郡山市歴史情報博物館」。
            博物館機能と公文書館機能を併せ持つ東北初の複合施設で、令和7 年3月にオープンしました。郡山市の歩みを物語る貴重な資料や写真、映像を通して、地域の歴史や人々の暮らしがわかりやすく紹介されています。
展示エリアは、原始から近現代までの郡山市の街の賑わいと道の関係をプロジェクションマッピングで紹介。各展示室の入口では、その時代の「こおりやまびと」が当時のエピソードを紹介してくれます。益子選手も「こおりやまびとが教えてくれる郡山市のこと、もっと知りたい」と展示物に興味津々。
 
  
  
 交流エリアでは明治時代に郡山市と三春町を結んでいた「三春馬車鉄道」の復元展示や当時の時刻表などが飾ってあります。
            馬車に乗り込むと、明治から大正時代の郡山から三春までの風景が映像で流れます。
デジタルアーカイブやインタラクティブ展示を活用し、誰でも直感的に楽しみながら郡山の歴史を学べる工夫もされており、タッチパネルでの年表閲覧や昔の街並みを再現した映像コンテンツなど、臨場感あふれるデジタル体験も魅力の施設です。
- 住所:郡山市麓山一丁目5番30号 (MAP)
- TEL:024-923-8921
- 営業時間:9:30~17:00(入場は16:30 まで)
- 休:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~翌年1月4日)、毎月最終金曜日(祝日の場合は前日)
- Web:https://www.city.koriyama.lg.jp/site/historymuseum/
 
 郷土の歴史を学んだ益子選手。気分転換に「開成山公園」へやってきました。
            園内には小さい子ども用の遊具やすべり台、ザイルクライミングなどが楽しめる児童広場があります。ポケモンの人気キャラクター、ラッキーの遊具がある「ラッキー公園」は、子どもたちに大人気です。
「ボンズアリーナの側にこんな公園があるんですね~。五十鈴湖を眺めたり散策したり、芝生やベンチでのんびりできる場所があるっていいですよね。オフの日に来よう」と益子選手。
 
 園内を一周し訪れたのは「開成山大神宮」。「東北のお伊勢さま」と呼ばれ、郡山市民だけでなく多くの参拝者が訪れます。
            もともとはご神体のない神社でしたが、明治8(1875)年に本殿と拝殿が造営され、明治9(1876)年には、伊勢神宮からの御分霊を祀り、奉遷の儀式が行われ、「開成山大神宮」と敬唱されました。当時は安積開拓、安積疏水に携わった多くの人々の心の拠り所として設置されました。
            毎年、福島ファイヤーボンズの選手やスタッフがシーズンの必勝祈願に訪れる開成山大神宮。益子選手は「一足先に必勝祈願します!」と、二礼二拍手一礼の作法に則り参拝。チームの優勝を祈願しました。
- 住所:郡山市開成一丁目5 (MAP)
- TEL:024-934-8733(開成山パークセンター)
- 営業時間:8:30~17:15(開成山パークセンター)
- Web:https://www.kaiseizan-park.com
- 住所:郡山市開成三丁目1番38号 (MAP)
- TEL:024-932-1521
- 営業時間:8:30~17:00
- Web:https://www.kaiseizan.jp

一足はやい必勝祈願を終え、最後は令和6年10月からおよそ半年の改修工事期間を経て、令和7年4月にリニューアルオープンした「宝来屋ボンズアリーナ」に到着。
福島ファイヤーボンズのホームアリーナとして、客席の増設やVIPルームの新設、LED照明化、そして四隅に大型ビジョンが新しく設置されるなど、エンターテインメント性の高い空間になりました。
このアリーナでプレーするのが待ちきれない益子選手。「毎試合、ここを満員にできるように、がんばります!
じゃ、これから練習に行ってきます」と、颯爽と走り去っていきました!
宝来屋ボンズアリーナで開催されるホームゲーム、勝利を目指してGO!GO!BONDS!
- 住所:郡山市豊田町3-10(MAP)
- TEL:024-934-1500
- 営業:9:00~21:00(休:毎週月曜日、場内整理日、年末年始(12月29日~1月3日))
- Web:https://kaiseizan-koriyama.jp/facility-01
