こおりやま広域圏PRプロジェクト BONDS 17AREA

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郡山市PR大使
#11 SG
TSUBASA
YAMAUCHI
山内 翼

福島県の中核都市として豊かな食や文化、自然が集まる郡山市。そのバラエティに富んだ街は、どこに行っても楽しみが溢れています。まだまだ魅力が隠された郡山市について、地元っ子でもある福島ファイヤーボンズの山内翼選手が探索。 果たしてどんなおいしいものや体験が待っているのでしょうか?

山内選手が訪れたのは郡山市大槻町にある「鈴木農場」。創業当時は米の栽培から始まり、約30年前から本格的に野菜の栽培を手がけるようになりました。今では総面積5ヘクタール(東京ドーム1つ弱分)ほどの畑で、年間約80品目400種類にもおよぶ野菜を栽培し、自前の直売所で販売しています。
鈴木農場の3代目鈴木光一さんは「他の農家さんが知らない野菜や、自分が興味を持った野菜を栽培し始めたら、いつの間にかたくさんの種類を栽培するようになりました」と笑います。その中でも郡山の生産者が栽培方法や味にこだわりを持って栽培した「郡山ブランド野菜」は、「一度食べたら、ほかの野菜では物足りなくなりますよ」と自慢の逸品です。 そんな鈴木さん自慢の朝採れ野菜が所せましと並ぶ直売所には、バスケットボールより重いキャベツや深緑のケール、握り拳ほどあるカブ、大きなカリフラワーなど、その種類の豊富さにおもわず「スーパーの陳列より多い!これなんか見たことない」と興味津々。鈴木さんも一つひとつ手に取りおいしさや栄養素など説明してくれました。そして「近くの農場に行って収穫してみますか」と思わぬお誘い。

鈴木農場

畑に着いてさっそく収穫体験。「白菜は根本のところに包丁をザクっと入れて」と、鈴木さんを真似て切り取る山内選手。根本から切り取った白菜を持ち上げ「重っ!」っと、両手で抱き抱えます。
野菜は収穫したてがおいしいと、鈴木さんのオススメもあり白菜をその場で半分に切り、食べてみることに。普段生で食べることがない白菜の芯を一口。「シャク、シャク、シャク、シャク!」と、噛むたびに聞こえてくる音から歯応えの良さが伝わってきます。「これ本当に白菜ですか?こんなに甘い白菜、食べたことがないです」と、興奮気味にもう一口。鈴木さんも「これが本当の味。みずみずしくて甘いでしょ?」とニヤリ。
野菜好きを公言する山内選手。「鈴木さんの野菜を使って料理したら、なんでもおいしくなるだろうなあ」と、食いしん坊の顔をチラリと覗かせていました。

大地の恵みをたっぷりと味わった山内選手。次に訪れたのは陶芸体験もできる「あさか野窯」。こちらの窯元は、2011年の東日本大震災・原発事故で浪江町から郡山市に移り住んだ大堀相馬焼「岳堂窯」十六代目窯主、志賀藤衛門さんが2014年5月に開窯。窯名も郡山の風土や受け入れてくれた場所への感謝の気持ちと、初代窯元としてスタートをする決意が込められ名付けられました。「土地の原料を使ってこその伝統工芸。その昔、屋根瓦の産地だった郡山の粘土と伝統的な大堀相馬焼の技法と融合させ、新しい焼き物を生み出す。それが街や住む人たちへの恩返し」と語ります。

陶芸初体験の山内選手が作るのは湯呑み。志賀さんから手ほどきを受けながら、電動ろくろを回し、粘土を成形していきますが、うまくいきません。「両脇を締めて、右手は時計の12時、左手は9時の位置において力は均等に」と志賀さん。体の大きい山内選手もろくろの前では縮こまってしまい悪戦苦闘。「こんなにうまくいかないなんて」と諦め顔。
しかし諦めたらそこで終了とばかり、最後は思い通りに成形し完成!志賀さんも「歪んでいるところも焼き物の魅力だから」と笑います。山内選手も「できあがったら部屋に飾っておきます」。いやいや、ちゃんと使いましょうね(笑)

あさか野窯
  • 住所:郡山市中野1丁目12 (MAP)
  • TEL:024-973-6320
  • 営業:ギャラリー:無休 9:00〜18:00/陶芸教室のみ:定休 月・木・金
  • Web:https://www.asakano.net/

陶芸で集中したあとは「開成山公園」でリラックス。ここは言わずと知れた郡山市民の憩いの場で、春には桜、初夏には深緑、秋の紅葉、冬の雪景色など四季折々の景色が楽しめます。
西側と南側には小さい子ども用の遊具やすべり台、ザイルクライミングなどが楽しめる児童広場があります。2022年3月には「ラッキー公園inこおりやまし」がオープン。キャラクターの遊具も人気です。
山内選手も「湖を眺めたり散策したり、芝生やベンチでのんびりできる場所があるっていいですよね。オフの日に散歩しよう」と、改めて開成山公園の良さを感じていました。

開成山公園
  • 住所:郡山市開成1丁目5 (MAP)
  • TEL:024-924-2361
  • 営業:無休

最後にやってきたのは開成山公園から徒歩5分ほどにある「旬のベジカフェバル BestTable」。こちらのお店はキッチンに面したカウンター席やテーブル席、緑に囲まれたテラス席などで食事を楽しむことができる人気店です。
こちらのお店のこだわりは、郡山市をメインとした福島県産の食材をたっぷり使うこと。メニューにも鈴木農場さんの朝採れ野菜をはじめとした郡山ブランド野菜をふんだんに使用したサラダや自家製のピクルス、オーブン焼き、さらに県産和牛グリル、郡山産コシヒカリと伊達鶏の炊き込みご飯などなど、地元愛を感じる料理ばかり。さっそく腹ペコの山内選手の前に並んだ料理は、カリフラワーと帆立ムースのフリット、ベジ盛りサラダ、ジャンボなめこのアヒージョ、御前人参と伊達鶏のグリルおろし人参ソース、そして白身魚のポワレバターソースの5品。サラダのドレッシングにも野菜が使われており、おいしさもより引き立ちます。
伊達鶏よりも白身魚のポワレが気になった山内選手はとりあえず一口。「鯛やスズキみたい!クセがなくておいしいですね。なんという魚ですか?」と、店員さんに聞いてみると、「郡山が生産量全国一を誇る魚、鯉ですよ。おいしいでしょ?」と明かしてくれました。「給食とかでは食べていましたが、感動する新たな発見です!」とあっという間に平らげてしまいました。「うちでは福島県産、特に郡山産の食材のおいしさを引き出す料理を提供しています。鯉も普段見かけることは少ないですが、こうしてお店で提供することですばらしさを知ってもらいたい」と店員さんは話していました。

「生産者が丹精込めて栽培した野菜、新しく誕生した伝統工芸、地元愛に溢れたおいしさを提供するお店。まだまだ知らないことばかり。改めて郡山って楽しい場所ですね」と、山内選手。ますます地元・郡山への愛が深まったようです。

旬のベジカフェバル BestTable
  • 住所:郡山市朝日1丁目14-1 (MAP)
  • TEL:024-983-3129
  • 営業:ランチ時間 11:00~14:30 ディナー時間 17:30〜22:30
  • 定休:火
  • Web:https://besttable.gorp.jp/
  • ※鯉料理は期間限定のメニューとなります。